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酒は飲んでも飲まれるな2

以前書いた「酒は飲んでも飲まれるな」の続きです。
まだまだ続きます。
最後はジュスアリになる予定で書いていますが、この調子だと一体いつ終わることやらわかりません。
しかし続けていくうちにどうしてもエロを入れずにはすまないシーンがあるのですが、どうごまかそうか・・・。


いつ終わるのか分からない連載ですが、読んであげようという太っ腹な方は続きを読むからお願いします。
あれから、アリアバートは月に二度ほど藩王殿下に呼ばれるようになった。
『あれから』とは、酔って前後不覚になり、朝起きた時には藩王殿下が全裸で傍におられた時以来である。
幸い(?)記憶がなかったので、何もなかったと言い聞かせてみたが腰の痛みと体に残る跡はごまかしようがなく、しかもその一週間後、藩王殿下の閨に呼ばれてしまった。
何があったか覚えていないと正直に言うと、同じことをしてあげようといわれ、とんでもないことを色々とされた。

もともと性的に淡白な方であったアリアバートは、藩王殿下の旺盛な精力についていくことに精一杯で、閨に呼ばれるたび、もう勘弁してほしいと思うのだが、どうも気に入られてしまったようだ。

こうも度々呼ばれては、他の四公爵にも悟られぬわけがない。
ザーリッシュからは軽蔑の眼差しを向けられ、イドリスからは卑怯者と罵られ、ジュスランからは憐憫の情を催される日々に、アリアバートはほとほと疲れ切っていた。

ある日長期の遠征から久しぶりにウラニボルグへ帰ってきて五家族会議の席に出席した時のこと。
会議の後、アリアバートは当然のように指名された。
「アリアバート卿、今夜時間があるようなら、私の部屋に来てもらいたい。」
アジュマーンは、決して強制的な言葉は使わない。アリアバートはアジュマーンの正式な情人ではないので、一応断る権利はあるのだ。アリアバートとて毎回毎回断ろうとは思っているのだが、毎回決心してアジュマーンの目を見ると、知らず恐怖にからめとられ、結局は頷いてしまう。

会議後、五家族頭首専用のサロンで、アリアバートは針のむしろに座らされていた。もちろん比喩であるが、アリアバートにとっては針のむしろに座る方がましな気分であっただろう。
「武人ともあろうものが、足を開いて藩王殿下に取り入るなど何事だ!まったく情けない。それでもタイタニア公爵と言えるのか!」
ザーリッシュの侮蔑は直接的な分まだいい。イドリスのいやみに比べれば可愛いものだ。
「アリアバート卿には実に多彩な才能がおありらしい。まったく羨ましい限りだ。」
だったら代わってくれと言いたい。いや、以前実際に言ったことがある。その時は、『私にはアリアバート卿のように媚を売る才能はないので遠慮する』と言われた。好きで売っているわけではない。しかし藩王殿下に逆らえない限り否定できない事実でもある。
もちろん公務とは別の私用であるので、逆らったからといって今後境地に立たされるわけではないのだが、アリアバートはタイタニアとして藩王殿下に逆らうことは骨の髄から否定されていた。
「アリアバート、大丈夫か?」
ザーリッシュの侮蔑も、イドリスの厭味も、ジュスランの憐れみに比べればまだましといえるだろう。
優しい従兄弟のことだ。本気で心配してくれているのはわかる。わかるのだが、その度にいたたまれなくなる。自分の身がこれほど情けなく思われる瞬間はない。
「・・・ああ。俺はもう、失礼する。」
「今夜は藩王殿下をお楽しみさせなくてはならないのであろう?せいぜい努力なされよ。」
イドリスの厭味が後を追いかけたが、無視した。



   後書
さて、次はエロが入る予定です。困りました。エロなんて書いたことないです。
でも書かないことには話が進まない・・・。
次の次はジュスアリになりますが、いつ書けるやら。

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